Frichは、少額短期保険業者ではなくプラットフォーマーです

Frichは、保険金額1,000万円程度までを扱う少額短期保険業者ではありません。

また、それ以上の金額の生命保険や損害保険を取り扱うような保険業者(保険会社)でもありません。

少額短期保険業者や大手保険会社は、保険会社同様リスク引き受けをしますので、保険業法の規制を受けます。一方のFrichは、Frichというプラットフォーム上で相互扶助のコミュニティづくりをするための、サポートツールを提供するプラットフォーマーです。

保険会社少額短期保険業者Frich
業態保険会社保険会社プラットフォーマー(インターネットサービス業)
適用法令保険業法保険業法
最低資本金10億円1,000万円
設立時の免許金融庁による免許制関東財務局による登録制
保険金額自由1,000万円まで
生損保兼営×
商品審査
責任準備金
募集人登録制度

ニッチなサポートニーズを満たす点は、少額短期保険業者と同じです

Frichは、少額短期保険業者同様、保険会社が満たしづらい少額で短期のサポートニーズを満たすことが得意です。
ただし、商品については少額短期保険業者のようなBtoC型のプロダクトアウトではなく、FrichはCtoC型であり、各コミュニティ独自で必要とするサポートを創り出すことが可能です。

具体的に説明しますと、少額短期保険業者のBtoC型商品は、保険会社が企画・開発して商品化したものを、保険のセールス担当を通じて顧客に販売するスタイルです。

企画・開発の段階では、顧客のニーズやトレンド、マーケットの動きをリサーチしながら、商品化している点はCtoC型と変わらないのかもしれません。

商品の組み合わせ等によるカスタマイズによって、より顧客のニーズに近いものに仕上げることはできるかもしれませんが、すでに出来上がっているものを販売することから、一人一人の顧客の意見を細かく取り入れて商品化することは難しいのではないでしょうか。

マーケットイン型商品で超高速で提供されます

一方のFrichは、CtoC型のコミュニティベースの相互扶助プラットフォームの仕組みを構築しています。

コミュニティ内で形成される相互扶助ニーズを細かく捉えながら、1ヶ月で数多くの商品を作ることが可能です(※商品化には審査が必要となります)

BtoC型商品と違う点はまさにここにあり、Frichコミュニティを通じて、参加者の相互扶助ニーズを更に把握して、商品化できます。

極論すれば、顧客が商品開発に参加する新たな仕組みを持っていると言えるでしょう。

また、保険会社が新たに少額短期保険等の商品を創る場合には、保険業法の規制により様々な制約を受けることとなります。そのため、企画から商品化までに最低でも1年は必要だと言われています。

Frichの商品化ペースと比較すると、Frichは1ヶ月間で12商品程度の商品開発が可能ですので、単純計算で144倍の速度で商品提供ができます。

プラットフォームに参加する顧客にとっても、自分たちによりふさわしい相互扶助の商品を、お互いに知恵を絞りながら作り出せるといえるのではないでしょうか。

また、とりまとめ役としてプラットフォームに参加する企業や個人(Frichでは「オーナー」といいます)は、商品や顧客ニーズをきめ細かく踏まえながら柔軟に創ることができるため、新商品を素早く投入することができます。

投入した商品を改良し、より良いものとして再投入する商品展開ができることも、画期的であるといえます。

より顧客ニーズにマッチする商品を創ることができれば、早期に収益化も期待でき、顧客、オーナー双方にとってメリットがあるといえるでしょう。

Frichはプラットフォーマーです

改めてですが、Frichはコミュニティを形成して、参加者のニーズに応じた相互扶助の商品開発を手助けするプラットフォーマーです。

相互扶助をベースとしたマーケットイン型の商品開発のスピードとともに、今後もコミュニティ参加者のサポートを強化していきます。