コミュニティによる支えあいが、災害時の大きな備えになる。
地震をはじめ、台風や洪水、大雨による土石流など日本は多くの自然災害が発生する国です。こうした災害への対策は、国や自治体による公助だけでは十分に対処することができません。
阪神・淡路大震災では、要救助者の80%が、隣近所、友人によって救出されました。日々のコミュニティ活動が活発だった淡路島の北淡町では、行方不明者は一人も出なかったと言われています。大都市圏でマンション暮らしをしていると、地域のコミュニティとは無縁の方もいるかもしれませんが、支えあいのコミュニティはこうした困ったとき、災害時などに大きな助けにつながります。
災害時には人だけでなく、大切なペットのことも考えなければなりません。災害時の避難所では、ペットと共に過ごすことはできないことが多いため、近い将来に来ると言われている南海トラフ大地震などの大災害に備えたペットの避難にも備えておく必要があります。
Frichではそうした災害時のペットのためのサポートをご用意しています。災害時で考えておきたいのは、ペットが安心して過ごせる避難所の確保と、万一家屋が被災してしまったときに失踪してしまった場合の備えです。災害の中心エリアにお住まいの場合、ペットが失踪してしまうことも考えられます。
神戸市民限定!「ペットの避難所共済」
災害時のペットの避難は、人の避難と異なり、国や自治体の公助は充実していません。災害時のペットの避難は、友人宅やペットホテルなどを利用するケースが多く見られます。災害時ということもあって、金銭的な負担も課題になっています。
「ペットの避難所共済」では、お住まいの地域に避難情報のレベル4以上が発令された場合に、ペット避難にかかった費用として給付金を受け取れます。ペットの避難対策にお困りの多くの方の金銭的負担を軽減できるサポートです。
※神戸市在住の方で、ペットを飼われている方限定になります。
防災コミュニティの、これまでとこれからをインタビュー
阪神・淡路大震災から復興を果たした神戸市。災害の経験から改めて、現実的に公助だけでは対処することは難しく、防災へのコミュニティ意識を持つことはとても大切なことです。自助、共助の備えを基盤として、地域のコミュニティの活性化と、今の時代に合った新しいサポートが求められています。
株式会社フェリシモ 新事業開発部「三浦卓也様」
大手通信販売会社フェリシモとみる、hope for立ち上げの背景と、災害を通じてつながる人の想いと新しい未来。
神戸防災技術者の会「倉橋 正己様」
阪神・淡路大震災に学ぶ。行政任せにしない、災害に備えた地域コミュニティの重要性と世代交代の課題。
神戸市新産業課「西川 嘉紀様」
震災から復興した神戸の歴史と、スタートアップとつくる新しい街づくり。
神戸市危機管理室「谷敏行様/道上祐輝様」
防災コミュニティのあり方と、緊急時に求められる支えあいの形。